« July 2011 | Main | September 2011 »

Wednesday, August 31, 2011

8/27 トーセプレゼンツ ドラゴンクエスト スペシャルコンサート

もう3日前になりますが、標題のコンサートに行ってきました。

トーセプレゼンツ ドラゴンクエスト スペシャルコンサート 
京都コンサートホール 8/27 14:00開演、管弦楽:京都市交響楽団、指揮とお話し:すぎやまこういち、曲目は交響組曲「ドラゴンクエストIV」導かれし者たち。

今回も舞台後ろのP席で鑑賞。この京都コンサートホールのP席はかなり舞台に近くて打楽器やホルンの音が大きめに聞こえるのですが、すぎやま先生の指揮が正面から見られるのが何よりの特典。曲目も、おそらくDQの交響組曲の中で一番CDを聴いたであろう、しかもスコアまで持ってるDQ4ということで、聴いているというより自分も指揮を見ながら演奏しているような気持ちで音楽に入り込んで聴いてました。全曲聴いても体感的には5分か10分程度で終わってしまったかのような感じでした。楽しい時間はすぐに終わってしまうものです。すぎやま先生も普段は真剣な表情で指揮をしているのですが、「楽しいカジノ」の(特にTpソロの)時には本当に楽しそうな表情だったのが印象的でした。
アンコールはDQ1のフィナーレとDQ9序曲の2曲。P席からは奏者の譜面が見えるので、すぎやま先生がしゃべる前に曲目が分かるという特典付き(笑)。
フィナーレ、シンプルながら名ED曲だと思います。この曲もすぎやま先生の笑顔が素敵でした。

京響のDQコンサートも今年で4年目ということでかなり良い演奏をしてくれています(5/7の倉吉でのコンサートも非常に良かった)。来年も7/29(土)に京響でDQコンサートをやるということなので期待です。

今回は土日で1泊2日、京都観光を兼ねてのコンサート鑑賞旅行でした。
コンサートの中ですぎやま先生が「初対面でも共通の話題があると取っつきやすい」という話題で、「例えば食べ物の話。京都だったら『長五郎餅、北野天満宮に行く途中のね』なんて」というような話をされていたのです。実はその時点では「長五郎餅」と正確には聞き取れていなかったのですが、もう翌日の観光コースに組み入れなければと即決。終演後に名前と店の場所を調べ、翌日の午後3時頃に店に到着。「長五郎餅2個+煎茶(冷)」をいただいてきました。350円。とにかく暑くて疲れていたので甘い餅と冷茶が美味しかったですね~。奥羽本線峠駅の「峠の力餅」を思い出してしまいました。
餅を食べた後は北野天満宮参拝。これで日本三大天神と呼ばれているらしい太宰府、防府、北野の天満宮全てを訪問することができました。全てDQコンサート遠征の時に立ち寄ったものなのですが(笑)。

ということでコンサートに京都観光にと2日間フルに楽しんできました。次回の遠征は9/17~9/22の札幌5泊6日。札幌での都響DQ3公演を皮切りにコンサート三昧になる予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, August 03, 2011

第25回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~

 毎年恒例のDQコンサートに行ってきました。「第25回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~」18:00開演、東京文化会館。指揮とお話しはすぎやまこういち、管弦楽は東京都交響楽団。今年の演目はDQ7です。

 DQ7。コンサートではもうここ何年も聴いてない曲で、最後に聴いたのは……2003/04/06の福井かも知れないなぁ(違うかも)。都響でやるのも初めてです。演奏の細部はもう覚えていないため、「こりゃ事前にしっかり予習しておかないとやばい」と感じておりました。直前の数日間で4~5回程都響盤のCDを聴き込み、うち数回はCDについてる譜面を見ながら、本当の勉強のようでした。で、楽譜を見ているとDQ7の曲は拍子の変更が多くて演奏は大変そうです。

 ・実質的に4分の7拍子:「エデンの朝」(譜面上は4分の4と4分の3の小節が交互)
 ・気がついたら4分の3から4分の4へ、またはその逆に変わったりする:「スフィンクス」「魔塔の響き」
 ・4分の4だと思ってると1拍余るところがある:「哀しみを胸に」「凱旋」
 ・第1主題は4分の4、第2主題は4分の3、さらには終盤で4分の4、8分の5、8分の6、4分の3、8分の9ともう何が何だかわかりません:「迫り来る死の影」

 先日ゲットした思い出の指揮棒を手に持って拍子を取る練習なんてものもしてみたのですが、最後の「迫り来る死の影」なんて分かるまで何回その部分だけリピートしたことか……。それでも回数を聴いた甲斐があって、全曲ともおおよその構成が頭に入った状態で本番のコンサートに臨むことができて、実にいろいろなことを感じることが出来ました。良かった曲とその感想など……。

 「王宮のホルン」:いや~都響ホルン隊(今日は有馬さん、和田さん、岸上さん、野見山さんでした)の響きの素晴らしく頼もしいこと。
 「憩いの街角」(だったかな?):最初は4分の4拍子を4つ振りで振っているのですが、全音符で伸びやかに弾かせるところは2つ振りでゆったりと振っていて、それに弦楽器がピッタリ合わせる様が見事でした。
 「パラダイス」:おお~この曲って金管、ドラム、コントラバス(ピッチカート)だけでやってるんだ……ジャズだな~。
 「うたげの広場」:対旋律が美しいんだこれが。
 「哀しみの日々」:弦楽器の「泣き節」がぐっと心に響きます。
 「迫り来る死の影」:5小節の第1主題がひたすら繰り返され積み重なって音楽が進んでいきつつ突如3拍子の第2主題に入ってはまた第1主題に戻ったり、終盤では上記の変拍子ゾーンに入ったりする複雑な曲を一糸乱れず振り抜くすぎやま先生に畏怖の念を抱きました。自分が書いた曲とはいえ、80歳であれだけ振れるとは、体を大切にされているんですね。そしてその棒のもとで完成する1つの「音楽」……いや深い曲でした。
 「血路を開け」:聴衆が10人いたら9人までが「ドラムすごかったね」というであろう曲でした。いいノリでした。しかし私は前曲の「迫り来る死の影」ですっかり指揮に魅了されまして、この曲でもずっと指揮に注目してました。
 「小舟に揺られて」:ファゴットの印象的な前奏に続いて大植さんの魅力的なコーラングレで始まる曲。4分の3拍子でドンブラコ。途中のバイオリンが奏でる「さざ波」の心地よさ……。本当に海の上にいるようです。
 「海原の王者」:トランペットのファンファーレで始まる勇壮な曲。タン、タタタ、タン、タタタの刻みが行進曲風な4分の4なのですが、さっきの「小舟に揺られて」の主題を使っていて、大海原を屈強な船で行く様がよく出ています。DQ7は海のイメージがありますよね。
 「愛する人へ」:第1ヴァイオリン矢部さん!第2ヴァイオリン双紙さん!
 「復活のいのり」:トランペット岡崎さんの歌いっぷり。第1トランペットは高音で魅せることが多いですが、息の量をたっぷり使った中低音もいいものですよ。
 「魔法のじゅうたん」:大空をスピード感たっぷりにフルート2本で飛んでいきます。いやあ見事の一言。そしてその疾走にピッタリ併走するファゴット、それらを支える低弦のスピード感もまた素晴らしい。
 「凱旋そしてエピローグ」:「凱旋」の全合奏の勇ましさと「エピローグ」のオーボエの穏やかさ。そして最後が弦とハープで「寄せる波」を表現して終わるのも、DQ7のあのエンディングのシーンとよく合いますね。

 アンコールでは、1曲目にDQモンスターズジョーカープロフェッショナルから「天空の世界」という曲でした、というか曲名を聞いただけであの曲だ、とすぐ気付く名曲ですよ。曲名を聞いた瞬間から心の中で「本間さーーーーん!(←オーボエ1番)」と叫んでました。そしてその通りオーボエの名演。そして後半は岡崎さんがピッコロトランペットでメロディを演奏。いやいや素晴らしい。この曲も録音してCDになったらいいのになぁ。

 そしてアンコールはもう1曲ありました。指揮台に登って、曲名も何もしゃべらずに、急ぎ気味に指揮棒を構えて静止するすぎやま先生。左手が上に、右手は右に……だいたい「11時10分」くらいの角度でしたか。その瞬間、曲が始まる前から「これはDQ9序曲が来る!」と直感しました。理由は分かりません。その構えの雄大さが9序曲の雄大なファンファーレを想起させたということなのでしょうか、しかしとにかくこの直感は当たったのです。信じられないような気持ちで「序曲IX」を聴き、大拍手のうちにコンサートは終了しました。

 そんなわけで、開始前まではちゃんと堪能できるかと心配(自分の理解が足りるか、という意味で)もあったDQ7でしたが、終わってみれば全くの杞憂でした。演奏的には音外しもちょっとあったりしたのですが、それを補ってあまりあるほど音楽性のあるコンサートでした。DQ6といい7といい、都響×すぎやまこういちのコンサートでは毎回、曲そのものの良さを教えられます。今日は普通に聴いてもいいコンサートだったのでしょうが、予習して臨むとそれ以上のものを発見できるんだということが改めて分かりました。8/27の京響DQ4、9/17の都響DQ3@札幌に向けてもちゃんと予習はしておこう、と思いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2011 | Main | September 2011 »